乾燥の季節到来!秋冬シーズンの乾燥肌対策はこれ!

寒くなってくると気になるのは肌の乾燥。いつもと同じようにケアをしていても、春夏と比べると肌がカサカサしているような感じがして、気になりますよね。 肌が乾燥し過ぎていると、脱毛ができない可能性も!今回は秋冬シーズンの乾燥肌の対策方法をまとめました!
目次
秋冬に肌が乾燥する原因は?

そもそもなぜ秋冬になると肌が乾燥してしまうのでしょうか。一般的には乾燥肌になるのは湿度が低下すること、また寒さによって新陳代謝が低下することが原因だといわれています。
秋冬の湿度低下問題
肌にとって最適な湿度はおおよそ65%から75%程度とされています。日本の春夏シーズンは肌にとってはちょうどいい湿度です。この時期はあまり乾燥を気にする必要はありません。
問題なのは秋冬シーズンです。肌が乾燥するのはズバリ湿度60%以下。ちょうど11月頃からは気温、湿度ともに低下していき、湿度も60%を切ります。
乾燥した空気は肌水分を奪ってしまうので非常に危険です。さらに寒さをしのぐためにエアコンをつけたりするとさらに、乾燥はどんどんとひどくなります。春夏と同じスキンケアではいけないのは、外部の環境自体がまったく異なるからなのです。
秋冬にはその時期にあったスキンケアや対策をとらなくてはいけません。
血行不良による新陳代謝の低下
また秋冬シーズンは、寒さから体温を守るために血管が収縮します。いわゆる血行不良という状態です。血液は体中に栄養を届ける役割を担っていますから、栄養不足となって新陳代謝も低下してしまいます。
新陳代謝が低くなると、肌のターンオーバーにも悪影響がおよび、セラミドの生成がされにくくなります。セラミドは肌に水分をため込む保湿効果がありますから、新陳代謝の低下は肌には致命的です。
秋冬の乾燥肌対策4選

肌が乾燥するとカサついてかゆくなりますよね。かゆいとストレスになりますし、強い力でかきむしることは肌にとって負担が強すぎます。水分が奪われてバリアー機能が低下している肌はとてもデリケートです。
できればかゆみが出る前に早めに対策をとりましょう。
セラミド含有の保湿商品でケアする
秋冬のスキンケアは保湿力重視に変えていきましょう。
保湿成分でとくにオススメなのがセラミドです。どうしても秋冬は肌で生成されるセラミドが少なくなりがちなので、外部から補ってあげるイメージです。セラミドにもさまざまな種類がありますが、人間に一番近い『セラミド2』の入っているものを選ぶと、自然になじみやすいでしょう。
顔だけしか保湿しないという人もいますが、できれば秋冬シーズンだけは全身を保湿クリームでケアすることをオススメします。とくに肌を露出する場合は、適度にクリームで油分や水分を補ってあげると効果的です。
熱すぎるお風呂や洗浄力の強すぎるボディーソープは控える
秋冬シーズンは積極的に保湿で肌に水分を補っていくことも必要ですが、もともと持っている水分や油分を守ることも忘れないようにしてください。
たとえばお風呂のお湯の温度は、熱すぎるのはNGです。これは熱すぎるお湯が必要以上の皮脂やセラミドを奪ってしまうから。一般的には42度以上で流れてしまうといわれています。
長風呂をするのであれば、少しぬるいかなと思う温度でもじゅうぶんに温まることが可能です。顔はとくに皮膚が薄いので、シャワーのじか当てはさけて手で優しく洗うようにしてください。
春夏シーズンであれば洗浄力のあるボディーソープでもいいですが、秋冬シーズンに使うと乾燥を助長させてしまいます。弱酸性で肌の潤いを守りながら洗えるボディーソープを選びましょう。
加湿ケアを意識する
秋冬シーズンは加湿を意識して生活しましょう。
加湿器を利用して室内の湿度を上げるのもいいですね。ただし60%前後の湿度が最適とされていますが、部屋のなかの湿度を高くしすぎると外部との温度差による水滴やカビが発生する恐れもあるので注意。ぬれたタオルを部屋に置いておくだけでも効果があります。
外出ではマスクをするようにすると、顔の乾燥を最小限に抑えることも可能です。
ビタミンB群を摂取する
新陳代謝を促すのに最適な栄養素がビタミンB群です。血行不良になりやすい時期なので、栄養面も気を配ってセラミド生成のしやすい環境に整えるといいでしょう。
サプリメントから摂取するのも手軽ですが、食事から取った方が体には吸収されやすいです。ビタミンB群が多い豚肉やレバー、玄米、まぐろ、大豆製品がオススメ。またビタミンEは抗酸化作用や血流促進効果もあるので、ナッツ類やアボカドなども一緒に摂取するといいですね。
肌が乾燥しているときの脱毛は大丈夫?

肌が乾燥していると脱毛できるか心配になる人もいるかもしれません。結論からいうと、脱毛を断られる可能性はあります。
なぜなら脱毛は熱エネルギーを照射するため、細胞内の水分が痛みのクッションとして利用されるからです。また通常の肌で照射しても乾燥するという意見も多いことから、乾燥状態では肌トラブルを懸念される可能性も。
粉を吹いていたり乾燥によって肌に異常が出ていたりする場合には、脱毛できるか施術前に相談した方がいいでしょう。
またこれから脱毛をはじめたいという人は、SHR脱毛のような蓄熱式脱毛であれば、高温の熱を照射しないため受けられる可能性があります。ストラッシュやラココは肌が敏感な状態でも脱毛できる場合があるので、カウンセリングで聞いてみてくださいね。
おわりに
秋冬シーズンは季節上どうしても肌が乾燥してしまいます。春夏シーズンと同じ過ごし方では肌にも優しくありません。積極的に保湿ケアや加湿を行うようにし、栄養面も気を配るようにしてくださいね。
乾燥した肌でムリやり脱毛をすると肌トラブルの原因となるので、気になる場合は事前に相談するようにしましょう。