ガサガサかかと・ひび割れを改善!かかとの角質ケア方法

女性の中には、かかとのひび割れやガサガサが気になるという方も多いのではないでしょうか。サンダルを履く時期はもちろん、ストッキングを履きかえるときなどにも、ひび割れたかかとが引っかかることがあると思います。
ここでは、かかとの角質の基礎知識、かかとの角質ケア方法、その注意点などを紹介していきます。正しい知識を身に付け、すべすべのかかとを手に入れましょう。
目次
ひび割れの原因は?

原因は日常動作の中での刺激
立った状態でいると、足裏に全体重がかかります。相当な圧力がかかるため、かかとは硬くなりやすいのです。
歩行の際はさらに負担がかかり、靴下やストッキングの摩擦により水分が失われ、かかとの角質は分厚くなってしまいます。
古い角質を残したままの状態にしておくと、水分を含む新しい細胞が形成されづらくなり、乾燥が進行して厚みを増していきます。ガサガサの状態を放っておくと、ひび割れしてしまうこともあります。
保湿クリームだけでは正しくケアできない
かかとがガサガサしてくると、保湿クリームを一生懸命塗ってケアする人がいます。しかしいくら高価なクリームをたっぷり塗ったとしても、角質層の内側まで浸透させることは難しいです。
角質をケアする際は、「肌を柔らかくする」ことと「角質を除去する」こと、そして「保湿する」ことがポイントになってきます。保湿クリーム以外のケア用品も必要となるため、注意しましょう。
かかとの角質ケア方法

かかと専用のやすり
準備するものは、かかと専用のやすり・化粧水・ハンドクリーム・ラップの4つです。家にあるもの、ドラッグストアなどで市販されているもので十分です。
まず入浴またはフットバスで足の角質を柔らかくします。かかとをタオルで拭いたら、やすりを使って優しく角質除去していきます。
粗い面と細かい面を使い分け、一定方向に動かすのがポイントです。 かかと表面が整ってきたら、化粧水をつけてハンドクリームをたっぷり塗ります。
かかとをラップで覆って上から靴下を履いて完了です。
角質ピーリングジェル・パック
時間をかけずにかかとの角質ケアをしたいという人には、角質ピーリングジェルや角質ピーリングパックというものがオススメです。
ピーリングとは、古い角質を除去し、肌本来の角質を取り戻すという意味があり、いろいろな商品が販売されているので肌質・体質・状態に合わせて選べます。
ピーリングジェルには、フルーツ酸やサリチル酸、バチルス発酵物など、角質を柔らかくする成分が配合されています。
使用方法は簡単で、かかとに適量を塗り、クルクルとマッサージしていくだけです。最後に拭き取るか洗い流せば完了です。
ピーリングパックは同様の成分が含まれたもので、30〜60分程度放置するだけでケアができます。古い角質がむけたら、保湿クリームでアフターケアをすれば完了です。
注意点

入浴中にやすりは使わない
かかとが最もやわらかい状態になる入浴中に、やすりをかける人もいますが、角質がふやけ過ぎているときに使うと、過度に除去してしまう恐れがあります。
古い角質だけを取りのぞけるように、きちんとタオルドライをしてから行うようにしましょう。
足のケア用品は清潔に保管する
角質除去に使うやすりは、湿気のあるバスルームなどには置かないようにしましょう。
雑菌が繁殖する可能性が高く、肌が炎症を起こす原因になります。乾燥した環境で保管し、定期的にクリーニングしてあげるとよいでしょう。
かかとの角質除去は3〜4週間に一度を目安に
かかとの保湿ケアは毎日行った方がいいですが、角質除去は1カ月に1回くらいのペースで続けましょう。
厚くなった角質を一気に除去してしまうと肌が驚き、再び硬くしようとしてしまうからです。少しずつ古い角質を落としていく感覚で行うとよいでしょう。
おわりに
かかとの角質に関する情報をご紹介しました。
間違ったやり方でケアしていた人も多いのではないでしょうか。正しい知識とやり方を踏まえて、美しいかかとを目指しましょう。