食べるだけでムダ毛予防!抑毛効果のある食材3選

「なんだか最近、ムダ毛が増えた?」なんてお悩みのある方、もしかしたら男性ホルモンの増加が原因かもしれません。女性ホルモンが減ってしまうと、ムダ毛が増えたり、ヒゲが生えたり、どんどん「オヤジ女子」への階段を上ってしまいます。
ここでは抑毛と食べ物の関係性や、抑毛効果が期待できる食材をご紹介します。
食べたらムダ毛ゼロに、とはさすがになりませんが、長期的に続けていけば毛質が細くなったり、毛量が薄くなったりといった効果が期待できるようです。日頃の食生活にも、積極的に取り入れてみてください。
抑毛と食べ物の関係性

なぜ特定の食材を食べると抑毛効果につながるのか、というと、ホルモンバランスが理由です。
女性は、女性ホルモンの「エストロゲン」「プロゲステロン」と男性ホルモンの「テストステロン」がバランスよく分泌されることで、体内の働きを正常に保っています。しかし日常生活のストレスや食生活など、少しのことでホルモンバランスは崩れてしまいます。ムダ毛が増えてしまうのは、この時に女性ホルモンが減り、男性ホルモンが増えてしまうため。そこで女性ホルモンに似たはたらきのある栄養素を摂取することで、身体のホルモンバランスを整えて抑毛効果へとつなげられるのです。
抑毛効果が期待できる食材3選

では具体的に何を食べると女性ホルモンを増やし、抑毛効果があるのかをご紹介いたします。
大豆製品
大豆や大豆製品に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンによく似た働きをします。
エストロゲンは毛乳頭・毛母細胞の活動を抑制させる働きがあるので、毛の成長がどんどん遅く・細くなっていき、最終的に抑毛効果につながっていきます。
大豆製品というと主に豆腐や納豆、みそなど、どれも日本人の口になじみのあるものが浮かびますね。また高タンパク・低カロリーなので健康や美容、ダイエットにもいいとされているため、女性は積極的に摂取したい食材と言えます。
ビタミンE
大豆製品についで抑毛に効果があるとされるのが、ビタミンEを含む食材です。ホルモンバランスを安定させてくれる働きがあるとともに、抗酸化作用が高いので美肌効果にも期待ができます。
ビタミンEを含む食材は、アーモンド、かぼちゃ、アボカド、モロヘイヤなど。「若返りのビタミン」とも呼ばれていて、卵巣を元気にする作用もあるため、こちらもぜひ積極的に摂取していただきたい食材です。
低GI値食品
GI値とは、摂取した食べ物が糖に変わって発生する、血糖値の上昇値を表したものです。
この度合いが高いほどインスリンが多く分泌され、それにより男性ホルモンの分泌も促進されてしまいます。
つまり「高GI値の食品=ムダ毛を増やす食品」なので、抑毛のためにはGI値の低い食材を選ぶことが効果的です。どの食材がそうなのかというと、玄米・ひじき・ほうれん草・ヨーグルトなどが挙げられます。逆にGI値の高い食品は、菓子パン、白米、イモ類、砂糖を多く使ったものです。
菓子パンや糖分の高いものは日頃気軽に手に入ることから食べる機会が多い方も多いとは思いますが、摂取のし過ぎには気をつけましょう。
動物性たんぱく質は取り過ぎに注意!

抑毛効果が期待できる食材をいくつかご紹介しましたが、反対に男性ホルモンを増やす食材として、動物性タンパク質が挙げられます。
中でも牛肉・豚肉の赤身やかきは、この動物性タンパク質と亜鉛がたっぷり含まれています。
男性ホルモンが活発になる作用があるため、過剰摂取を避けてバランスのよい食事を心がけましょう。
おわりに
ムダ毛が増える原因となる女性ホルモンの減少は、ストレスを抱えやすかったり食生活が乱れていたりすることが原因にあるようです。女性ホルモンが増える食材を意識して摂取するようにすれば、ムダ毛が増えるのを抑えられますね。
今脱毛サロンに通っている方も、食材に気を使ってみれば相乗効果でよりムダ毛が薄くなったのを実感できるかもしれません。女性ホルモンが増えると、抑毛効果以外にも身体にうれしい効果を得られるので、ぜひ試してみてください。