砂糖とレモンで脱毛!?シュガーワックスの作り方

ムダ毛の自己処理方法の一つであるワックス脱毛。このワックスを砂糖とレモンで作った、「シュガーワックス」をご存じでしょうか?自宅で簡単に手作りできることから、最近じわじわと注目を集めている脱毛法のようです。今回は、この「シュガーワックス」の魅力に迫ってみます。
目次
シュガーワックスって何?
そもそもシュガーワックスとは、中東アラブで昔から一般的に行われている脱毛法で、「ハラーワ(甘いお菓子)」と呼ばれているそうです。全身のあらゆるムダ毛処理に使えるため、毛質の太い毛も細い産毛にも効果があるというメリットがあります。材料に使用するのは砂糖とレモン汁、ハチミツのみなので、肌にやさしくすべすべになる効果もあるのだとか。
ただしワックス脱毛には付きものである「痛み」からは逃げられませんので、実行する時は少しの気合も必要です。
シュガーワックスの作り方
ではシュガーワックスの作り方をご紹介いたします。
準備するもの
- ・へら(金属ではなく木製のもの)
- ・鍋
- ・ガーゼや手ぬぐいなどの布
- ・砂糖:450~500g
- ・水:砂糖と同じ量
- ・レモン汁:50~60ml程度
- ・はちみつ:50~60ml程度
こちらが最低限必要なものです。
さらにあると便利なものが、
- ・ベビーパウダー
- ・保冷剤や冷やしタオル
- ・保湿クリーム
です。これらは、ワックスを塗る際や脱毛後のケアに使用します。では作り方をみていきましょう。
作り方の手順
- 1. お鍋に砂糖と水を入れ、弱火で溶かします。
- 2. 砂糖が溶けたらレモン汁(あればハチミツも)を加えて強火にします
- 3. 沸騰したら中火に調整し、30分程度かき混ぜるとトロトロに。色もカラメル色になります。
- 4. さらに濃いカラメル色になるまで、また30分程度かき混ぜ続けてください。(焦がさないように注意!)
- 5. トロトロ感が増して、濃いカラメル色になったら完成です。
作り方はとっても簡単。ただし砂糖は焦げやすいので、「目を離していたら焦げてしまった」なんてことにならないように注意しましょう。
保存方法
脱毛をした後にワックスが余ってしまった場合は、冷蔵庫で保管すれば後日また利用できます。湿気は相性が悪いので、入り込まないよう容器に密封して保管してください。
シュガーワックスの使用方法

ワックスができあがったら、さっそく使ってみましょう。
ただし出来立ては熱くてやけどしてしまうので、人肌に冷ましてから使ってください。
シュガーワックス脱毛のやり方
- 1. ヘラを使って、毛の流れの方向に向けてワックスを伸ばします。
- 2. 厚さは1mm程度に塗ってください。
- 3. 布をワックスが固まらないうちに密着させます。
- 4. 5分ほど放置してワックスが固まったら、毛の流れと反対の方に一気に剝がします。
- 5. 剝がしきれなかったワックスはシャワーで流すか、拭き取りましょう。
肌と毛の湿気が原因でワックスが毛に絡みにくいことがありますので、事前にベビーパウダーを塗って水分をとることをオススメします。
また5分以上放置してもワックスが固まる様子のない場合は、ハチミツの量が多いかもしれません。その場合は、もう少し煮詰めてみてください。逆にワックスが固いと感じるようであれば、ハチミツを足してから少し煮詰めるといいでしょう。
剝がす時は痛みを恐れてちゅうちょしてしまいますが、一気に剝がすことが成功のこつ。きれいに脱毛するためにも、思い切りが大切です。
アフターケアについて
ワックス脱毛は剝がす時に肌が引っ張られ、少なからずダメージを受けます。脱毛後は保冷剤や冷やしタオルを使って、ほてった肌を沈静化させて毛穴を引き締めましょう。
またワックスはシャワーを浴びればきれいに落とせますが、どうしても洗いたいという方は極力刺激を与えないようにやさしく洗うようにしましょう。洗った後は保湿クリームなどでたっぷり保湿してください。
おわりに
シュガーワックスは自宅にある材料で簡単に作れるお手軽なところが魅力です。普段からムダ毛は自己処理で済ませているという方はもちろんですが、脱毛サロンに通っている方でも次の来店までの自己処理方法として、ぜひ試してみてください。