違いは何?自己処理と脱毛サロンのメリット・デメリット

常に美しくありたい女性にとって悩みの種となるのが、ムダ毛です。
カミソリや毛抜きなどでせっせと処理を続ける毎日にうんざりしながらも、脱毛サロンに通うほどではないと思っている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、自己処理での脱毛と脱毛サロンでの脱毛のメリット・デメリットを比較してみました。
自己処理のメリット・デメリット

【メリット】
自己処理の最大のメリットは、手軽に行えることと、一回一回の経済的な負担が少ないことです。
自己処理は、ムダ毛が気になったときに、サッと手軽に処理が行えます。しかも自己処理に使う道具は手軽に手に入るものが多く、ネットで簡単に購入が可能です。
最近では、自宅で使える脱毛器も手頃な価格で入手できるようになってきています。家庭用の脱毛器は出力が弱いため、脱毛サロンのものとは効果が異なるものの、いつでも気軽に処理を行えるというのは魅力的です。
自己処理を行う際は、正しい処理方法をマスターするとよいでしょう。とくにカミソリの場合は肌を保護する役目のあるワセリンやクリームを塗ってからそるようにしてください。できれば、刃が直接肌に当たらない専用のシェーバーの使用をオススメします。
また毛の流れに逆らわないこともポイントです。カミソリやワックスは毛の流れに沿って処理をすると肌へのダメージを抑えられます。
【デメリット】
一方で、自己処理ではどうしても肌を傷つけてしまう傾向があります。
とくにカミソリを使う場合は、ムダ毛をそるのと同時に肌の表面の角質まで剝がしてしまいます。角質は、外部の刺激から肌を守りつつ、肌内部の水分を保つなど美肌に欠かせない、大切なバリアー機能です。
その角質が、カミソリによって傷つけられることで肌が荒れてしまうだけでなく、色素沈着も起こりやすくなってしまうのです。カミソリでムダ毛処理をしたところがザラザラとしていたり、黒ずんだり、毛穴が目立ったりしてしまうのはそのためです。
さらに鋭利なカミソリの刃でそられた毛の断面は、鋭くとがってしまうために処理後はチクチクとした不愉快にも耐えなければなりません。
ワックスを使った脱毛も同様に、角質を剝がしてしまいがちです。また除毛クリームもアルカリ性の薬剤を利用して毛を溶かしているため、同じように角質を傷つけてしまいます。
毛抜きで1本1本丁寧に抜けば肌を傷つけないイメージがあるかもしれませんが、これもまた肌に大きなダメージを与えてしまいます。ムリに毛を引き抜くことで毛穴やその周辺の皮膚が傷つき、出血することもあります。ひどい場合には、そこに雑菌が入って化膿(かのう)することもあります。
脱毛サロンのメリット・デメリット

【メリット】
脱毛サロンでは、フラッシュ脱毛が主流となっています。
光脱毛やIPL脱毛とも呼ばれるこの脱毛方法は、毛の根元にあるメラニン色素に反応する、特殊な光の熱を利用して新たに毛が生成されないように働きかけます。そのため毛が生えてくるまでの期間を比較的長く保(たも)てるのが最大のメリットでしょう。施術を繰り返すうちに毛質も細くなっていくともいわれています。
このフラッシュ脱毛に使用される機器は、もともとフォトフェイシャル用として開発されたものです。フォトフェイシャルとは、毛穴の引き締めや肌の透明感を取り戻すための美肌をつくる施術のことです。
脱毛サロンでは、肌を傷つけずにムダ毛処理を行えるだけでなく、肌を美しくする効果も期待できるというわけです。
【デメリット】
脱毛サロンで施術を受けるからには、それなりの効果を得たいものです。
しかし毛の生え替わりのタイミングは1本1本で異なるため、その周期に合わせて繰り返し脱毛サロンに通わなければなりません。
個人差はありますが、一般的に2カ月ごとに5回ほど通う必要があるとされています。全身脱毛をしたい場合は、さらに時間も回数もかかるでしょう。その分、コストもかさみます。
また予約も必要であり、ムダ毛が気になったときに、即座に処理ができるとも限りません。脱毛サロンを選ぶ際には、評判や料金だけでなく、予約の取りやすさも視野に入れるとよいでしょう。
オススメは脱毛サロン!

自己処理には手軽に処理できるというメリットはありますが、それでもオススメは脱毛サロンです。
脱毛サロンでお手入れしていくと、自己処理をする頻度が格段に減ります。そしてそれに比例して、今まで自己処理の度に与えてしまっていたお肌への負担も、最小限に抑えられます。
最近はお得なキャンペーンなどを実施してリーズナブルな金額で通える脱毛サロンも増えています。気になる脱毛サロンがある方は、キャンペーン情報もチェックしてみてください。
おわりに
いかがでしたか?
自己処理は手軽に行えるのが最大のメリットですが、それに伴うリスクも理解しておく必要があります。一方、脱毛サロンでは肌を美しくしながらムダ毛処理をできますが、通い続ける労力や経済的負担も考慮しなくてはならないでしょう。
自分にとって必要な効果と不要な効果を見極めて、満足いく美しいお肌に近づける努力をしていきましょう。