脱毛の肝は毛周期!部位ごとの毛周期と効果的な通い方のポイント

季節やイベントに関係なくいつでもつるつるですべすべのお肌を手に入れたい!と世の中の多くの女性が思っているのではないでしょうか。
しかしはじめての脱毛となると、少し不安に思っている方も少なくないはずです。脱毛施術を受ける前に、毛についての知識があると、より効果的に、理想的な脱毛が可能になると言えます。
ここでは脱毛施術に欠かせない、毛周期と脱毛スケジュールのポイントについて紹介していきます。
毛周期って?

全身に生えているあらゆる毛には、「毛周期」と呼ばれる毛の生え変わりの周期があります。
毛周期は三つのサイクルを繰り返していて、
・成長期・・・毛根から毛が生まれて成長していく時期
・退行期・・・毛が成長を終えて抜けていく時期
・休止期・・・次に新しい毛を生み出すための準備期間
があり、光脱毛やレーザー脱毛はこの「成長期」の毛にアプローチします。
頻繁に施術を受けられないのは、この成長期の毛にしか脱毛効果が出ないためなのです。
たとえ頻繁に施術をしても、効果を実感できないばかりかプランの施術回数だけが減り、トータルで余計に費用がかかってしまうなんてことも。
賢く脱毛をするには、この毛周期を理解することが効率アップにつながります。
毛周期は身体の部位によって違う

では効率的に脱毛をしていくにはどのタイミングかというと、成長期の毛が生えている期間を狙うのがポイントです。
毛は、それぞれの部位で毛周期がことなります。
主な脱毛部位ごとに成長期・休止期を見ていきましょう。
部位 |
成長期 |
休止期 |
---|---|---|
顔 |
約2週間~1カ月 |
約2週間~1カ月 |
腕 |
約3~4カ月 |
約3~4カ月 |
膝下 |
約4~5カ月 |
約4~5カ月 |
ワキ |
約3~5カ月 |
約3~5カ月 |
VIO |
約1~2年 |
約1~1年半 |
この表を見ると休止期の間大きく間隔を開けないといけないように思えますが、個人差もありますので一概には言えません。
おおよその期間として参考にして、実際の施術の際はサロンやクリニックと相談してみてください。
また脱毛は通っているうちにだんだん生えてくるペースも遅くなるので、長期間通っていてもうほとんど生えてこないという方は、元気を取り戻した毛が生えてきたタイミングで予約するのもいいですね。
全身脱毛や複数の部位を同時に通っている方は、一番毛周期の間隔が長い部位に合わせて通ってみてはいかがでしょうか。
効果的な全身脱毛の通い方とは

クリニックで全身脱毛の施術を受ける場合、威力が強い医療用レーザーを使用するため、毛が生えそろうまで間隔をあける必要があります。クリニックによって多少の差はあるようですが、平均して1~2カ月ほど間隔をあけて通院することになるようです。
一方で脱毛サロンの場合は、毛乳頭を破壊するというよりは、ダメージを与える程度の威力で施術することになりますので、1~3カ月ほど間隔をあけて定期的に通う必要があります。
またより効果的に全身脱毛を行いたいのであれば、施術の間隔をある程度空けた方いいでしょう。しっかりと間隔をあけて成長期に施術をできれば、1回で処理できる毛の量が増えるため、減毛率が上がることになります。そのため少ない施術で、効率よく脱毛することが可能になるのです。
ちなみにこういった事情から、3カ月以上先でないと次回の予約を受け付けないサロンもあるようです。しかし一方で、とくにサロンでの脱毛の場合、1~6回目くらいまでは施術を受けてもすぐに元に戻ってしまうこともあります。
そのため最初は1~2カ月に1回と比較的こまめに通うようにしてから、徐々に間隔をあけて通うようにしてもいいと思います。
スケジュールを管理しながら効率よく脱毛しよう

結婚式や旅行などのイベントに合わせて脱毛したいという人も多いかと思います。しかし全身脱毛の場合、基本的に脱毛完了までにかなりの時間がかかりますので、スケジュールをしっかり確認しながら行うようにしましょう。
ちなみに「どうしても一時的に脱毛した状態にしておきたい」という場合には、3週間~1カ月前くらいに一度施術を受けることをオススメします。レーザーや光脱毛は施術後2週間ほどで毛がとれるため、一時的ではありますが脱毛された状態で過ごせますよ。
おわりに
きれいに脱毛したいのであれば、継続して脱毛サロンに通うことが大切です。
毛についての知識を深めた上で、脱毛スケジュールを立てて根気よく処理して、満足する結果を手に入れましょう。