意外と多い!食べ過ぎに気をつけたい食品


意外と多い!食べ過ぎに気をつけたい食品
様々な栄養素を摂るためには、食品をバランスよく食べることが食生活の基本です。しかし気になる症状を改善したいからと、特定の食品をたっぷりと食べれば効くと思い込んでいませんか?
栄養素も薬と同様、摂り過ぎると害が出るものもあるのです。
健康を守る観点からも、どんな栄養素を摂り過ぎるとよくないのか、特定の栄養素が含まれる食品が起こす弊害を知っておきましょう。

脂溶性のため留まりやすいビタミンA

レバー、卵、うなぎ、バターなどに多く含まれる「ビタミンA」は、網膜で光を感じる物質「ロドプシン」を作るので、不足すると夜盲症になるビタミン。眼の他に肌の働きも保ち、粘膜の機能も向上させるので病原菌やウィルスなどが侵入しにくくなり、病気を予防します。
このビタミンAは、脂溶性ビタミンの一つなので肝臓や脂肪組織などに吸収されやすく、水溶性のものと比べると体内に留まる率が高いビタミンです。摂り過ぎると頭痛、吐き気、皮膚の乾燥、筋肉痛、関節痛、食欲不振などが起こることがあるので、過剰摂取はやはり避けるべき存在。

神経障害などを引き起こすビタミンB群

疲労からの回復や、ストレスを和らげる働きを持つビタミンB群。多くは水溶性なので摂り過ぎれば汗や尿中に排出され、特に心配には値しないのですが、なかには過剰摂取が心配されるものも。
例えば、ビタミンB2の摂り過ぎはしびれや痒みが見られることがあるので、レバー、鶏卵などの摂り過ぎには注意しましょう。にんにくやマグロ、かつおに含まれるビタミンB6も摂り過ぎるとしびれが起こり、他に神経障害や感覚障害が起こる恐れも。たらこ、マグロ、かつおに含まれるナイアシンは、摂り過ぎると肌の炎症による痛みやかゆみが起こることがあります。
また、レバー、うなぎ、枝豆に多く含まれる葉酸は、多すぎると発熱、じんましんを引き起こすことも。

尿路結石の懸念もあるビタミンC

赤・黄ピーマン、アセロラ、ゆず、パセリなどに多く含まれるビタミンCは、皮膚や粘膜の働きを維持したり、アンチエイジングに役立つ抗酸化作用を持っています。ビタミンB群の多くと同様水溶性ビタミンで、摂り過ぎても大丈夫と言われていますが、やはり量が過ぎると尿に潜血反応が出たり、尿路結石を引き起こすといった結果が心配されます。

食欲不振を引き起こすビタミンD

ビタミンDは骨の代謝に関係しているため、不足すると骨が脆くなる問題が起こります。
しかし、ビタミンA同様脂溶性ビタミンの一つなので、体内に留まりやすく摂り過ぎは禁物。
食欲不振や吐き気、頭痛、腹痛、下痢、便秘、腎不全、尿路結石、高血圧症などを引き起こすことがあるので、あん肝や、しらす干し、いわし丸干し、身欠きにしんと言った干し魚の食べ過ぎに気をつけましょう。

骨粗鬆症リスクが高まるビタミンE

ビタミンEはいくら、すじこ、たらこ、キャビアといった魚卵やあん肝、オイルサーディン、鮎などに多く含まれる脂溶性ビタミンです。これを摂り過ぎると胃の不快感を覚えたり、頭痛や疲労を感じ、皮膚のかゆみ、むくみを感じることもあります。
また、骨粗鬆症リスクを高めるとも言われているので、中高年女性は摂り過ぎ注意です。

溶血性貧血が心配されるビタミンK

あまり耳慣れないビタミンK ですが、納豆、パセリ、しそ、モロヘイヤなどに多く含まれ、適量を摂れば骨の形成に役に立つビタミンです。
しかし量を越すと、赤ちゃんや大人の溶血性貧血や過ビリルビン血症を引き起こします。

記事まとめ

ビタミンやミネラルというと、多くの人は体によいという印象しかないのではないでしょうか。
ところが過ぎたるはなお及ばざるが如しで、ものによっては過剰摂取がトラブルを招くことも。それを防ぐには、体によいからと特定の食品ばかり食べるような偏った食生活を避けること。

また、食品に加えてサプリも飲むと、摂り過ぎになりやすいので注意しましょう。

参考サイト

http://www.news-postseven.com/archives/20150124_300017.html
https://nikkan-spa.jp/750503
http://biz-journal.jp/2016/07/post_15898.html