妊娠中だからこそ体重管理をしっかりしたい!おすすめの食事


妊娠中だからこそ体重管理をしっかりしたい!おすすめの食事
妊婦さんは赤ちゃんにもしっかりと栄養を届けなくてはならないので、通常よりも多くの栄養を必要としています。しかし栄養が必要だからと食べ過ぎてしまうと、今度は肥満リスクが高まってしまいます。
体重を管理しつつも必要な栄養素は摂れる、妊娠中の食事のポイントについてお伝えします。

妊娠中の肥満リスクは何が問題?

妊娠することで増える体重は、赤ちゃんと胎盤、羊水などを合計し、妊婦さん自身の体重も多少増えることを考慮しても、せいぜい7~8kgの増加です。それ以上に増えたとなると、肥満と見なしてよいでしょう。昔は「赤ちゃんの分もたくさん食べなさい」といった指導もあったようですが、現代では妊婦さんが太るのはあまり好ましいことではないとされています。
その理由は妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病といった病気にかかるリスクと、肥満することで腰痛がひどくなったり、子宮収縮の力が弱まることでお産にかかる時間が長くなるといったリスクが上昇するためです。

妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病

妊娠中の肥満により引き起こされやすい病気のうち、「妊娠高血圧症候群」とは妊婦さんが高血圧になったり、高血圧によるタンパク尿が出てしまったりする病気です。20週から出産後12週の間に妊婦さんがかかる病気で、赤ちゃんの発育不全などへと発展するので、妊婦さんが肥満しないように防ぎたいもの。
「妊娠糖尿病」とは妊娠中に血糖値が高くなる病気で、胎児が大きくなり過ぎたり、流産や死産などのリスクが高まります。先に挙げた妊娠高血圧症候群を引き起こしやすくなるので、やはり肥満を防ぐのがポイントなのです。

妊婦さんの肥満を防ぐには

肥満を防ぐには、まず体重をこまめにチェックすることです。週に500gも体重増加があったら、それは肥満のサインですので食生活を見直して、ご飯、パン、麺類などの糖質の食べ過ぎや、脂質の摂り過ぎをやめましょう。食生活は普段と同じく主食とタンパク質、野菜、乳製品、海藻などをバランスよく摂ることが大切ですが、ビタミン・ミネラル類は種類によっては大量に摂らない方がよいものも。
体の抵抗力を高めてくれるビタミンAですが、これを摂り過ぎるとお腹の赤ちゃんが奇形になる可能性があります。
しかし、気をつけるべきは動物性食品に含まれるビタミンAである「レチノール」のことであって、植物性食品に含まれるビタミンAであるβカロテンならば大丈夫。野菜はローカロリーですしたくさん食べても太らないのでたっぷり摂り、レバーやうなぎ、ホタルイカなどの摂取量に気をつけましょう。

妊娠中のダイエットは禁物

肥満が病気リスクを上げるからといって、ダイエットし過ぎて痩せてしまうのは問題です。妊婦さんが痩せすぎると、今度は低体重児が生まれることにつながり、逆に将来肥満するなど健康に問題が出るという調査結果も。食欲を抑えられずダイエットしないと体重が増加してしまうという人は、食生活をコントロールすることにやっきになるより、むしろ軽い運動をすることをおすすめします。
ハードな運動はもちろんよくありませんが、体を動かすことは血流もよくなるので、妊娠中には望ましいのです。妊婦さん向けのヨガやストレッチ教室もあるので、ぜひ探してみて下さい。

記事まとめ

妊娠しているのだから、体重が増えるのは当たり前と思って体重を確認しないでいると、いつの間にか大幅に増えていたということも。妊娠中はいつもと違うものが美味しく感じられたり、つい暴食してしまうこともあり、体重増のリスクはいつもあると思っておいた方が良いでしょう。妊娠前にもバランスのとれた食生活を送っていた人は、ことさら努力しなくても体重管理や栄養管理は難しくないでしょうが、問題は今まで食に無頓着だったタイプです。必要な栄養素を何から摂ればよいのか学ぶと共に、食べ過ぎないようにぜひコントロールを。

参考サイト

http://baby.goo.ne.jp/member/ninshin/weight/3/03.html
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a3-02f.pdf